本要約 #9「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた

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今回紹介させていただく本は、中尾 隆一郎さん著の「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみたです
本書を読めば、マネジメントの基本がわかりこれから読むべき本が分かると思います
今回はそんな中から3つ厳選してお送りします

一般的に用いることができるマニュアル

 皆さんはテンプレートやマニュアルを使っていますか?
僕は、youtubeの台本やブログを書くときに必ず使っています
なぜなら、そのほうが内容を絞りやすくまとまった文が書けるからです
ですが、テンプレートと言っても1度作れば「ハイ、OK」と言うことにはなりません
なぜなら、そのテンプレートはそれまでの環境で限りなく100点に近づけることができるものだからです
したがってテンプレートにも改善が必要なのです
マネジメントのテンプレートも同じです
30年前のマネジメントの人がやっていたことをマネしても、今の部下に通用することは決してないです。あるとしたら、あなたがものすごく高圧的に接しているかあるいは、部下の方がもともとできる方かの2択だと思います
今の部下に通用するマネジメントをするには、今の部下に合わせたものにしなければなりません。ですが、一般的に適応できるマニュアルはありません。
ですので、こう考えてみてはいかがでしょうか?

自分がされたかったマネジメントをする
マネジメントと聞くと、難しいことと身構えてしまう人もいると思います
ですので、マネジメントを助言と捉え直してみませんか?
まずは環境づくりとして。失敗談を話すこと。
失敗談を先に話して親近感を持ってもらい相談しやすい関係を作る。
これをすることで助言を聞き入れてもらいやすい環境になると思います
あなたが部下の立場だったら、いつも命令ばかりな上司より、自分が失敗したことを話して助言してくれる上司のほうがついていこうと思うのではないでしょうか?
土台作りとして、失敗談から入ることを意識してみてください

上司は穏やかでいることも業務
近年は、上司が部下に与える影響の大きさの研究で上司が穏やかな人である職場の生産性が向上するというデータがあります
これは、考えれば至極当然のことですが案外見落としがちな点でもあります
いつもムスッとして何考えているか分からない人より、いつもニコニコしている人のほうが安心して仕事ができるのではないでしょうか
でも、ムスッとしていた人が突然ニコニコし始めると何か裏があると思われるかもしれません。
ですので、ここでは穏やかでいる人の4つの条件とそれをクリアするために最初の1歩をお伝えします
1,事項を客観的に見つめコトロールができる
2,他人を気遣い場の空気を読む余裕がある
3,体がしなやかでオープンな雰囲気がある
4,心がうちにこもらず自分を笑い飛ばす器量がある

この4つです
1つ1つ、最初の1歩をお伝えします
1, 事項を客観的に見つめコトロールができる
数字を見て誰が犯人かを捜すのではなく、何が原因かを探すこと
いきなり仕事の場で使うことが難しい人は、あなたが悩んでいる自分自身のことで考えてみる
例えば、最近お腹が出てきたことが悩みだとします
どれくらい前から悩んでいたっけと考えます。次に何かあったけ?と考えます
すると、そういえば飲みに参加する頻度が増えたな。外に出る頻度が減ったななどの原因が浮き彫りになります。
これを自分の脳に定着させることで、仕事の際にも発揮できるのではないでしょうか?

2, 他人を気遣い場の空気を読む余裕がある
これは相手を立てることです
僕はバイト先の上司のサンプルしかないんですが、この人嫌いとこの人好きという逆目がこれだと思います
嫌いだと思った人は、まずは自分のことを話してそれで会話が終了します
逆に好きと思った人は、自分のことを話すのですが、その話は僕にとって知っておくべきことであることが多かったです
つまり、僕と会話をしている間に僕にとって最適な話題を考えた末のしゃべりだったのです。
言質を取っていないため断言できませんが、僕目線ではそうでした
つまり、自分を無意味に出さないことができる人たちだったのです
ですが、いきなりこれをするとしゃべりたくて仕方なくなると思います
僕もそうでした。ずっと自分を出したらいけないと考えながら聞き役に徹していたのです。
そこで、相手の話を全力で聴くことにしました
その最初の1歩として紹介したいのが、笑顔で話を聞くことです
僕たち人間は、自分を過大評価しています。笑顔に関しても笑っているつもりでも表情が動いていない人が多い印象です
ですので、自分がこれオーバーだなと思うレベルまで笑顔になって話を聞いてみましょう。笑顔のコツは笑うと思うのではなく、口角を上げるという風に意識すると感覚を
かみやすくなると思います
3, 体がしなやかでオープンな雰囲気がある
これはそのままですね、
つまり、フットワークが軽いということです
雑かよってと言う言葉が聞こえてきますが、あなたはフットワーク軽いほうですか?
これは、飲み会に毎回参加しているとかではなく。部下の要望に耳を傾けていますか?という話です。よく後と言う言葉を使っていませんか?
部下の方は今あなたを欲しているのに、、、
あなたにも都合があるのはわかります。ですが、あとでと言われた部下の方はどうでしょうか?具体的な数字を言われていないため何時間待てばいいのかが分かりません。下手するとあなたが呼びに来るのを待っているかもしれません
このフットワークが軽いというのは、相手の都合と自分の都合の重なり合う地点を探す能力に長けているという意味です。
と言うことで、「後で」の代わりにこういうようにしませんか?
「あと、○○分後(時間後)の○○時にまた来てくれない?」とそうすればその時間まで部下の方を拘束せずに済みますし、あなたが自分の言ったことに責任が生じて、守ろうとすると思います。時間管理もできて1石2鳥ですね

4, 心がうちにこもらず自分を笑い飛ばす器量がある
失敗を笑いに変換できる大きさの話ですね
つまり、過去を過去として記録にして客観的な笑いにするか。過去を過去として記憶にして主観的な笑いにするかの違いです
例えば、あおり運転をされたことをこの2つで分けてみます
記録の場合。 「今日あおり運転にあってさ、未だにガソリンにだいぶ余裕があるんだなって謎の感想を持ったんだよ」と言う風にあの時はこう思ったという客観視したのが記録です
記憶の場合。「今日あおり運転にあってさ、未だにガソリンにだいぶ余裕があるんだなってバカなことをしているなって思ったんだよ」と言う風にこう思ったという主観的に見たものを言うのが記憶です

すこし、難しいですが客観視した風に言ってみることを習慣にしてください
例えば「○○って僕は考えているんだ」のように

まとめ
今回は中尾 隆一郎さん著の「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみたを解説させていただきました
すこし、文量が多くなってしまいましたが明日からはこの文量でやっていこうと思います多分
興味が出て方は、是非チェックしてみてください