本 要約 #12 FACTFULLNESS
今回紹介させていただく本は、ハンスロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著のFACTFULLNESS、10の思い込みを乗り越え、データをもとに世界を正しく見る習慣です
本書は、僕らが無意識に勘違いしてしまっている10の思い込みを1つ1つ紐解いてくれています。
本書を読んで、本当に見るべきデータの見方が分かると思います
数字を見る
正しいデータを見るには、まず最初に数字を見ることです
直線のグラフ
というと、僕たちはなぜかグラフがこうなっているときにそのまままっすぐ行くと思いがちです
ですが、このようなことが起こってしまうと今頃世界の人は老化が関係ないみんな若々しい人になって、亡くなる人がいない状態になります
なぜなら、歳は毎年1歳ずつ増えていくからです
僕らの思い込みからそれを見ると、死ぬという概念すらなくなります
だって、ずっと年齢のグラフが伸び続けるんだもん
数字以外に見るべきもの
こうは言っても数字だけに囚われるものよくないです
よく数字のマジックに引っかかるからです
例えば、新型コロナの感染者数
大阪が1000人だとしましょう
多いですか?少ないですか?
ですが、この数字だけ見て判断するのは尚早です
なぜなら、何人中という母数が分からないからです
これがもし2000人中だったら、危険な県ですがこれが10000人中だったら?120000人中だったら?このように母数が変わることで、置かれている状況が変わってきます
母数の他にも、確認すべき店は以下の通りです
- ほかの同レベルのグラフと比較する
- 過去の数字と比べる
- 合計するとおどうなるのか
- どの数字で割るといいのか
これらが母数を考える以外でグラフを見るときに考えるべき項目です
皆さんもこれらを念頭に置きつつ、データやグラフを見るようにしてください
感想
今回紹介させていただく本は、ハンスロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランドさん著のFACTFULLNESSをご紹介させていただきました
僕はこの本を読んで思い込みの怖さに気づきました
何が一番怖いってその思い込みに自分自身が気づいていないことなんですよ
よく、無知が悪いって言葉聞くんですけど、それにプラス気づかない方が悪いも付け加えるべきだと僕は思います
一回自分が常識。これがセオリーだと思っているものを疑ってみてください
それであなたがこれから見る世界が変わっていくかもしれません
僕は、無意識に「ガサツ世界代表」と言う癖があったんですよ
それに気づいてからは部屋が汚い状態から抜け出すことができました
無意識を意識することが大変難しいと思いますが、感じ取るというのはとても大切だと思うのでチャレンジしてみてください