本要約 #3 No.1ホストが教える心をつかむ気づかい

今回は、No.1ホストが教える心をつかむ気づかいをご紹介させていただきます
本書は、筆者がこれまでのホスト界で経験した1流の気遣いが書かれており、No.1ホストになるために駆使した気遣いの考え方、方法が載っています。この記事を読んで、本書に興味を持ってもらえたらうれしいです

相手を調子に乗らせる

これを読んでいる人の中には、喋る話題を考えることが苦手という方がいると思います。僕も苦手でした。本書を読んでいて「相手に調子に乗らせるコミュニケーションと」いう名目に興味が出ました
その方法というのが聞き手に回ること
なんだそんな当たり前のことかと思われた方もいると思います。
ですが、聞き手に回るというのは案外難しいものです。
手始めに、昨日あなたは人からどんな話を聞きましたか?

それはいつ?
何時ごろでしょうか?

しっかり聞いていたなら答えられると思います
多くの方が、忘れているのではないでしょうか?
なぜなら僕たちは、相手がしゃべっている間にも自分がしゃべることを考えているからです
じゃあ、どうすれば聞き手に回れるのか?
それは、相手の話を拡張してあげよう。相手の気持ちに寄り添おうと思いながら話を聞くことです。
え?それだけ!と思われる方もいるかもしれませんがこれらを意識することが大切です
僕らは、人の話を聞いているとき次、何を話そうかな。この話つまらないなと考えながら次何言おうかなと次のことを考えています。
ということで視点を変えてみてください
例えば、これを何について話したがっているのかな?この話をどのようにしたら面白くなるかというように考えてみます。そうすることで、相手中心の会話展開に持っていこうとするのではないかと思います

でも、どのように話を拡張すればいいのかが分からないという方は共感することを第一に考えてみてください。
そのやり方は「そうなんだ+オウム返し+5W1H」です
例えば
相手「この間行ったラーメン屋がおいしくてさ」
あなた「そうなんだ、おいしかったんだ。何を頼んだの?」
相手「味噌が絶品でね~」
と相手が勝手に話を進めてくれます
これをやり続けると、相手に悟られず調子に乗らせることができます
これは今回紹介した中でも実践しやすいものだと思いますので、やってみてください

あえて、隙を見せる

隙がない人はどうしても近づきずらいとおもいます
高嶺の花には、だらしない一面があると信じたい僕たち

少なからず、あなたもその対象になっているかもしれません。
だったら望まれている隙を提供してあげましょう
その方法が、感情的な一面を見せるというのがあります
感動。感謝。感激。などの感情を思いっきり出すのです。
たとえば
あなた「○○って映画見たんだよ」
相手「どうだった?」
あなた「クライマックスから涙が止まらなくて~」
これだけで、あなたの評価は上がります

あっ、そんな一面もあるんだなとなると思います。人は隙を人に見せることを拒む傾向があります。そんな中、あなただけが隙を見せてくれたらどうでしょう?
この人は、自分に信頼を寄せてくれていると感じるのではないでしょうか?
是非、実践してみてください

心の開き方

あなたはどのような人に心を開きますか?
その答えとして、話に口を挟まず、最後まで自分の話を聞いてくれる人と答える方が大勢いるのではないでしょうか

僕もその1人です
では、話を聞いてくれる人というのはどのような人なのでしょうか?

考えてみてください

考えましたか?
それをあなたが聞き手になってやってあげればいいのです

何事もGIVEからスタート。相手にやってほしいと望んでいることは、相手もやってほしいと思っていることと認識しても問題ありません。

でも、これが相手のためになるのかと不安に思う方もいるかもしれません
そんな時は、これ以上ないというくらい豪快に笑うようにしてください
これだけであなたは話を聞いてくれている人という認識になりやすくなります
それにプラスで手を叩いたり、単語をオウム返しで言うというのもありです

初めは恥ずかしいと思うので1対1で話しているときにやってみてください
それで慣れたら、みんなと話しているときに実践してみてください

本当に思いやり

皆さんは思いやりとは何だと思いますか?
僕は相手にこの人と一緒に居たいなと思わせられることだと考えています

反対に何でもかんでも否定する人を思いやりのある人だと認識するのは難しいと思います
ずっと、へりくだった態度の人も同じです

あなたが思う思いやりとは何ですか?

本書では、場の空気をよくする人が思いやりを想っている人と紹介されています
1つの例として、部下が失敗した落ちた空気を笑いに変えることが挙げられています
その方法は、他人のミスが原因で空気が悪くなったときにその原因をそのまま「ツッコむ」

という方法
おどけた調子で「空気が悪くなっちゃったね。ここは僕が1発芸を披露して、その責任を○○君にかぶってもらいます」
みたいに言います
これは、正直超ハイレベルなテクニックです
さらに部下の方と親密な信頼関係がないと成立しません
ですがハイレベルとはいえ、この時に考えていることはそのミスした人をできるだけフォローすること、助けようとすることです。相手のためにしたことならきっと相手は気づいてくれます
まぁ、それを期待して行わないようにしてほしいですが、、、、
これでスベっても、あなたの忍耐力の向上と思えば安いものです(笑)

まとめ

今回はNo.1ホストが教える心をつかむ気づかいをご紹介させていただきました
どうでしたか?
僕は本書がきっかけで1流の気遣いができる人になろうという目標が出来ました
日々、気遣いができる人になれるように頑張っています
明日の僕は今日の僕より気遣いができる人になっているはずです
皆さんも1日1日の成果が微々たるものかもしれないですが、確実に成長していると思うのでそれを噛みしめて焦らず歩んでいってください